▶数学の概念を深く、正確にイメージする！

▶式や図を正しく使い、表現力を強化する！

本書は、「解法を定着させる」というこれまでの数学参考書・問題集とはまったく違う思想に基づいている。「活用」をキーワードに、「難しくはないが答えにくい問題」を取り上げ、数学を深く理解し、正しくイメージできるようになることを目指している。「基本解法の中から使えるものを探す」というこれまでの数学とは頭の使い方が違い、道具頼りではなく、工夫することが必要な数学である。ずる賢さも求められ、問題を型にはめるのではなく、問題に合う型を自ら作り出すことも要求している。
各章は、基本概念の列挙、問題、解答解説により構成。問題を考えるヒントを挙げているものもあるので、参照にしながら考えてもらいたい。解説は「どうしてこんな風に考えるのか？」「自分はどうやったらこう考えられるか？」のヒントになるように、思考部分を重視している。
新しい数学は、自分で考える自由度が増し、問題を自分で解決する楽しいものである。数学を通じて「思考力・判断力・表現力」を磨いていこう！
（本書の「まえがき」より抜粋）

主な内容

１　数学 I―（1）：数と式・集合と命題
２　数学 I―（2）：２次関数
３　数学 I―（3）：図形と計量
　　数学Ａ―（2）：図形の性質
４　数学 I―（4）：データの分析
５　数学Ａ―（1）：場合の数・確率
６　数学Ａ―（3）：整数の性質