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難関大入試数学 数列の難問とその周辺

難関大入試数学 数列の難問とその周辺

販売価格:1,320円(税込)

栗田 哲也 著
発売日:2021/04/05
ISBNコード:978-4-88742-253-7
A5判・136頁/解説書/発展


●一筋縄ではいかない数列の問題を詳しく解説

●難問へのアプローチと発展的手法を紹介

●問題の構造・背景が分かる

 大学受験の必要上、効率よく各分野を網羅し、適切な解法を記す書物も必要だろう。
 だが、その他に、読者に不思議な問題(多くは難しい)を呈示し、本質的だが「うーん、こんな考え方もあるのかあ」とうなる物の見方を呈示して、数学を考えることが好きになってもらう本も必要ではないだろうか。
 本書は、はじめから、面白くて不思議だが、挑発的なまでに難しい問題を、大学受験やSLP(数学オリンピック世界大会の問題候補)の数列分野から選んで、それに解説を加えた本である。
 従って、「数列の基礎」を解説した本ではなく、「数列の面白さ、数列の見方」を呈示して読者を‘挑発’するタイプの本といってもよい。
 ただ、目標は数学の中の「数列」という一分野に‘出会い’好きになってもらうことである。
(本書の §0より抜粋)

CONTENTS

利用法

§0  「はじめに」と「イントロ」を兼ねて
§1  実験・書き並べ・予想・帰納法
§2  数列を調べる
§3  背景のある漸化式
§4  2次の漸化式
§5  2進法と数列
§6  ガウス記号と数列
§7  合成‘1次’関数と数列
§8  数列と不等式・極限
§9  三角関数,x+1/xと漸化式
§10 数列の差分
§11 多項式の係数と数列
§12 いろいろな問題

あとがき

※本書は月刊「大学への数学」に連載した“数列の周辺”を再編集・加筆したものです。


在庫あり